活動日記BLOG
『被災後の子どもたちの様子と新学期』
2022年9月10日
『被災後の子どもたちの様子と新学期』
今朝は一気に秋らしい肌寒さになりましたね。
皆様体調は崩されていませんか?
村上・関川地域は、先週末から学校が新学期を迎えました。
慌ただしい、いつもと違う夏休みを終え、いつもと違う様子の学校に登校した子も、いつも使っていた交通手段がなくなり、戸惑いながら別手段で登校した生徒もいたことでしょう。
ちょうど水害から3週間が経ち、少しづつ子どもたちの気持ちも落ち着き始めたところかとは思いますが、お子さんの様子はいかがでしょうか?
災害後、一定の割合でよくみられる子どもたちの不安行動があります。
・親から離れない
・寝つきが悪く、何度も目覚める
・食欲がない
・すぐに怒る、すぐに泣く
・雨が降ると怖がる
・雨の日は外出をしたがらない
・テレビで放送される災害時の様子を食い入るように見る、反対
に「見たくない」とテレビを消す
など
こうした行動はしばらく続きますが、徐々に行動が減ったり、自然に消えていくものです。
あわてず当然の反応と理解し、抱っこしたり、手をつないだりして「あの時はこわかったね。」など子どもの発言をそのまま受け止めるようにして、安心できるようにしてあげてください。
抱っこやあまりに甘い言葉がけは嫌がると思いますが(笑)小さい子供だけでなく、対処の仕方は高校生など、大きくなった子どもも基本的には同じです。
怖いと言っているものを「怖くないよ!しっかりしなさい!」などと否定したり、気合を入れるのは『もう言えない』気持ちを大きくするだけですので、やめた方がいいです。
ですが、目安としてですが、ひと月を過ぎても不安行動が続いたり、さらに状態がエスカレートしたり、遊んでいる途中や勉強している最中に、急に怖かった時を思い出して動きがストップしてしまうなど、生活に支障が出るようになる場合もあります。
こうした場合は、迷わず相談機関や医療機関を受診し、判断を仰いだ方がいいです。
子どもたちは、住み慣れた、安全と思って生活してきた場所が被災したり、被災するかもしれない恐怖を味わう、保護者が不安を感じている、困っている、自分も不安だ、これからどうしようという思いや体験をして新学期を迎えています。
被災していようがいまいが、何だか大変なことが地域で起こったことをみんな感じ取っています。
そのため、いつもより登園や登校準備に時間がかかったり、「いきたくない」と渋ったり、実際体調を崩す子どもは多くなるかもしれません。
「そりゃそうだよね。しばらく仕方ないか。」
程度に気楽に構えて、子どもに向き合ってくださるのがいいと思います。
そして心配事は絶対に一人で抱えず誰かに話しましょう。
学校でも園でも行政でも、私たちのような民間団体でもかまいません。
話しやすい方を捕まえて保護者の方自身の不安を話してください。
子どもについて書いてきましたが、同じ経験を保護者の方もされています。
気を張り詰めて、歯を食いしばって頑張ることも一定期間出来るかもしれませんが、長い時間その状態を続けることはいいことがありません。
子どもについての心配事ももちろんですが、ご自身の心配事、心身の疲れや異常、不安感が続く場合など小さいこと、大きいこと問わず、是非ご相談ください。
オハナネットだけでなく、村上市家庭教育支援合同チームwithという家庭教育支援団体でも相談ができます。
また、託児隊による託児支援を行っています。
少し気分転換したい、家の片づけをしたいなどの際にも上手にこうしたサービスを使ってご自身の心身の状態を徐々に取り戻せるように工夫してみてくださいね。
#村上、関川豪雨災害

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