活動日記BLOG
『わたしもあなたも大切な存在 親子で聞ける性教育講座』
2022年10月30日
29日(土)開催でした。
今回は3組の皆さんにご参加頂き、お子さんは全員中学年までの女の子でしたが、楽しそうに参加してくれました
Q「みんなどうして自分は女の子だと思うの?」
A「···。知ってるけど···恥ずかしいから言えない」
から始まった二コマの講座。
子どもたちの中に、性については触れてはいけないデリケートなもの、という感覚があるようでした。
男女の体の違い、性の多様性などを子どもたちの身近な例を通してお話していくと、一人、また一人と席を離れてどんどん前に(笑)
かぶりつき気味で、終いにはたくさんある教材のボードへの貼り付けなども子どもたちが手伝いながら、普通に男性器や女性器の名称を口にして質問するようになりました
プライベートゾーン、性被害の危険からの身の守りかたなどを学んだ後、二コマ目は二次性徴と受精、出産についてお話しました。
ここでは月経や精通·射精、性行についても取り上げます。
女の子のみなさん、自分の体に近い将来起こる月経について興味津々
ナプキンを実際に手に取り、質問が炸裂
「このテープはなんであるの?」
「どれくらいの血が出るの?ナプキンからあふれないの?」
ふわふわのナプキンが最初は頼りなく感じたようです。
でも実際経血に見立てた赤い水を染み込ませると、100cc程度を余裕で吸い込み、あふれない様子にみんな「スゴーい」と感動!
もう1つの生理用品タンポンも使い方と吸水実験をしましたが、さらにみんな感動
生理がくるのが楽しみになりそうな参加者女子でした(笑)
射精についてのお話では、男性器や内性器について詳しい説明しましたが、みんなが関心を持ったのは、精巣にある赤ちゃんの種「精子」の存在。
精子の画像なども見せながら解説しましたが、おたまじゃくしのような精子の形状も、それが多数お父さんの体にあることも、すごい驚きと感動だったようで
「そうだったんだ···すごい」
と納得の様子でした
紙芝居で性行、受精についても学びましたが、全く抵抗感なく、『そうやって赤ちゃんになったんだ』と受け入れていました。
少人数の小さいお子さんと保護者の皆さんとのアットホームな講座になりましたが
「いろいろわかってよかった」
「楽しかった」
「家庭で教えたくても、お互いに気恥ずかしくて無理だった。こうして知るきっかけをもらえてよかった。」
などの感想を頂きました
ご参加頂き、ありがとうございました!
性を体の変化だけでなく、心やコミュニケーション、人権の立場からも包括的に学ぶ性教育講座。
村上オハナネットでは、PTA 行事や研修、小さな集まりなどなどでも出張講座を承っています。
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